世界の女性ヴォーカル 2006年ベストCD | |
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Fay Claassen/Two Portraits Of Chet Baker In Remembrance Of His 75th Birthday Jazz'N Pulz 2006 Netherland |
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Connie Evingson/Stockholm Sweetnin' Minnehaha Music 2006 USA |
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George Evans/Bewithched M-Swing Music 2006 Canada |
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Laura Welland/Dissertation On The State Of Bliss OA2 2006 USA |
Contemporary Jazz VocalのCDを買い始めて10年以上が経過しました。今年2006年は自分が招き猫・郷土人形という日本の伝統的文化に目覚め、見たり買ったりできるところを訪問することに精を出したり購入したり紹介するボーカルCDが少なかったりで、少し淋しい年でした。コンテンポラリー・ジャズ・ボーカルの世界もこの10年でずいぶん変化し、アメリカではすっかりカントリー系のジャズ(?)に染められ、オーソドッスなジャズボーカルは隅に追いやられた感じです。 そんな中、スイングの復活でConnie Evingsonなどはジャンゴ派のギターを起用したアルバムで独自性を発揮しました。 ヨーロッパではオランダのFay Caalssenがその実力を発揮したアルバムを出しました。とてもジャズらしいこの手のCDはもはやアメリカでは作られないのでしょう。 カナダのキザな歌手George Evansは企画・選曲やアレンジ面で素晴らしいCDを出し続けています。 アメリカのLaura Willandはベースやトランペットもこなす才能豊かなミュージシャンですが、艶っぽくはないさっぱりした魅力と高い音楽性で魅力あるCDを出しました。 |
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